2014年7月5日

日本縦断ツーリング 74日目(網走)

7時に起きる。空は曇り。ラジオの天気予報ではオホーツク海側から晴れるみたいだ。摩周湖のライブカメラを見るが薄らと霧がかかっていて美幌峠はかなり霧に覆われているようで真っ白だ。地図を見ていたら呼人浦キャンプ場のすぐ側にある感動の径(みち)があったので走ってみることにした。天都山に向けて走り鱒浦農免道路を北上するように走る。丘の上にはじゃがいも畑が一面に広がりほのぼのとした光景だった。そこから美幌峠の方を眺めるが雲がかかっているようだ。ライブカメラで見てみると摩周湖には少し晴れ間が見える。今日の摩周湖は晴れに違いない。そう思い感動の径から斜網農免道路を走りR391へ入り摩周湖を目指した。昨日、一昨日と野上峠を超えるあたりで天気が回復してきた。ライブカメラで見れば晴れているかどうか分かるのだが自分の目で確かめたいという気持ちがありライブカメラは見ないことにして走っていた。R52から摩周湖へ向かう。第三展望台へ着いた。間違いなく晴れている。意気揚々と走って摩周湖まで向かっていた。ようやく見れた晴れの摩周湖だ。行き交う人に「晴れましたね」と喜んで伝えながら展望台から摩周湖を見下ろす。湖の色が青々としていて美しい。その場にいた方と少し会話をしていたらいつの間にか居合わせた方と話しが盛り上がりいつの間にか囲まれて記念写真を撮ったりしていた。急いでバイクまで戻り第一展望台へ向かった。駐車場の警備員にもつい「晴れましたね」と言いながら走って展望台へ向かう。第三展望台に比べて湖面が近いので青さが桁違いだ。かなり長い時間ようやく晴れた摩周湖を眺めていた。三日通った甲斐があった。本当に神秘的な湖だった。

摩周湖を後にして池の湯林道を走ってR52へ向かう。入ってすぐ鹿の飛び出しに会い少し驚かされたが固く締まったダートでかなり走りやすい林道だった。R52へ屈斜路湖沿い景色を楽しみながら北上し屈斜路湖畔林道の入口を探すが見当たらず、R102を走り野上峠林道から屈斜路湖畔林道へ入った。湖畔のすぐ脇を走れるかなり景色の良い林道だ。釣り人が多いみたいで対向車が数台いた。屈斜路湖畔林道を抜け津別峠へ向かった。展望台から屈斜路湖を見渡す。駐車場まで戻ると木彫りのお土産を売っている方に声をかけられ無料で手相を見てあげると言われ見てもらう。帰り際にお土産を買うように促される。買わないといけない空気だ。100円の薄い丸太があったのでコップ置きにでもなるだろうと思い買い美幌峠へ向かった。ついついスピードを出したくなるコーナーを抜けて道の駅につき展望台の階段を上る。津別峠も良かったが美幌峠からの景色も良い。写真を撮ろうと近くにある石を使ってカメラの三脚代わりにしようとしていたら「撮ってあげるよ」と声をかけられお願いすることにした。新潟から車中泊で来ている夫婦でなかよくソフトクリームを食べていた。しばらく旅話をしていた。

美幌峠から呼人浦キャンプ場へ戻ろうと走っていたのだが北見にバイク屋があるのを思い出し寄ってみることにした。センターの溝がほとんどなくなっているような状態だったのでタイヤ交換とオイル交換を頼んでおいた。かなりバイクに詳しそうな店だ。スーパーカブのトライクが置いてある店だった。別の車種のトライクキットを加工して作ったらしい。林道に行っているのを伝えると来ているお客と林道話で盛り上がる。林道をそうとう走っている方でいろいろと情報を頂けた。助かった。本当に楽しそうなバイク屋だった。

女満別にあるメルヘンの丘を眺め呼人浦キャンプ場へ戻った。東京から来たKLX乗りのライダーは林道遊びをしていたらしく牡鹿に追いかけられたそうだ。それもかなりのスピードで。直線で思いっきりアクセルを開けて必死に逃げていたらしい。鹿に追われるなんて話しははじめて聞いたかもしれない。何事も無かったから良かったのだが大笑いしながらその話しを聞いていた。

今日は摩周湖、屈斜路湖を満喫した一日だったな。

おやすみなさ〜い。


感動の径

摩周湖第三展望台

摩周湖第一展望台

摩周湖第一展望台

池の湯林道

野上峠林道

屈斜路湖畔林道

屈斜路湖

津別峠


美幌峠

美幌峠

メルヘンの丘

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