60km弱を無事走りきり美幌まで着く。店に気づかず通り過ぎてしまっていたのをお店の方に見られていたようで引き返すと手を振っていた。すぐにタイヤ交換とオイル周りのメンテナンスをしてくれた。旅路を話したり日記を書いたりしながら時間を潰す。2時間ほどで作業は終わった。オイル残量は1Lを切っていたらしくぎりぎり間に合ったともいうべきかかなり危険な状態だったらしい。修理の終わったシェルパによくがんばったなと言いしばらく眺めていた。バイクチェーンと予備のオイルも買い支払いをすませる。予想していた修理代より少し安く良心的な金額だった。美幌にあるバイクランドたにもと。道東で困ったらここへ相談することにしよう。
天気もあまり良くなくキャンプ場でおとなしくしておこうと温根湯へ向かうが途中にチミケップ湖があるのを思い出しタイヤの具合を確かめるのも兼ねて寄ってみることにした。チミケップ湖へ向かう最上林道は北海道らしい固く締まったダートだ。砂利が浮いてる箇所が少しあるがタイヤを変えたおかげで多少深めの砂利でも走りやすくなった。調子に乗って走っていたら対向車が来て少し慌てたぐらいで特に問題もなく湖まで到着した。
入口の看板にはヒグマの目撃情報や痕跡があるという内容が書いてある。他に観光客もいるしそんなのは気にせず湖を眺める。キャンプ場の管理人が現れてしばらく話しをする。今年はヒグマの目撃情報や痕跡はないらしい。ここでキャンプをするように勧められるがキャンプ道具を置いて来たしソロでテントを張るには少し勇気が足りなかった。
チミケップ湖の南側にある訓津林道へ行ってみるがゲートが閉まっているので最上林道の途中にあった分岐からR494を使い訓子府へ向かった。訓子府からR986を使い置戸町へ向かいそこからR247で温根湯峠を超えてキャンプ場へ戻る。テントが2張り増えていたのだが夕方頃にはライダーやチャリダーも増えて6、7張りになっていた。
炊事場で栃木のライダーと話していて鹿児島から来たと伝えると車で来ている人もいると教えてもらう。炊事場のそばでかなり慣れていそうな感じの車の方が鹿児島ナンバーだった。てっきり地元の釣り人だと思っていた・・・。栃木のライダーと話す前にその方と釣り話をしていたのだが鹿児島からですか?と声をかけてみた。今は志布志に住んでいるが定年になるまでは鹿屋市でかなり近所に住んでいたこともあるらしい。思わず長話をしてしまった。もちろん鹿児島弁で。出没先は教えてもらったので鹿児島に帰って釣りを覚えたら遊びにいってみることにしよう。
寒気が入り込んで不安定な天気になっているらしい。三国峠へ行くにも阿寒湖へ行くにもちょうど良い位置なのでもうしばらくここでテントを張って晴れ待ちをすることにしよう。
おやすみなさ〜い。
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チミケップ湖 |
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