2014年7月23日

日本縦断ツーリング 92日目(鹿追)

5時頃に目が覚める。外は雨だ。雨の日の暇つぶしと思って買っておいた永遠のゼロを読んで天気が回復するのを待っていた。CB1100で来ていたライダーと札幌から来ていた夫婦はテントを片付け帰って行った。一ヶ月ほど泊まっている札幌から来ているキャンパーは今日帰る予定だったが天気が悪いので明日帰ることにしたとのことだ。天気が回復するまでもう一泊するか悩む。もう一泊することにしたキャンパーに非常用の食材はあるのだが米が少し心配だと言うと米をわけてもらった。もう一泊するなら明日の朝に鹿の湯の掃除をするので手伝ってほしいと言われる。鹿の湯の掃除をするなんて良い思い出になるだろう。そう思いあと一泊することにした。その手伝いをするということで管理人にキャンプ代を無料にしてもらった。

15時頃に少し雨が上がったのでキャンプ場から携帯が通じるところまでバイクを走らせる。10kmほど戻ると携帯がようやく繋がった。彼女からのメッセージを見るとやはり心配していたようだ。大丈夫だと連絡してきた。

今日は暇な時間は永遠のゼロを読んで過ごしていた。いろいろな事を考えさせられて良い本だ。時代は違えど現代でも当てはまることが多く感じる不思議な本だ。ふと思ったのは戦時中に比べたら今の大人達もみんなゆとり世代と言えるのだろうな。時代が違えばこんな旅も出来なかっただろう。先人達に感謝しながら一日一日を大切に旅をしようと思う。

おやすみなさ〜い。

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