2014年7月2日

日本縦断ツーリング 71日目(紋別)

7時半といつもより遅めの起床。天気は曇り。海岸沿いは雲が薄くなっていた。東京からのライダーは荷物をバイクに積んでいた。NINJA250に目一杯の荷物が載っている感じだった。彼を見送ったあとにテントは張ったまま出発の準備をしていたら携帯が鳴った。電話に出てみると母親からだった。北海道へ行くと伝えてはいたのだがそろそろ帰って来たころだと思い電話をしてきたらしい。まだ北海道にいると言うと驚いていたがのんびり帰って来なさいとのことだ。自由にさせてくれる母親に感謝してる。千葉から来たキャンパーがキムアネップ野営地の下見に来てたので少し話しキャンプ場の情報交換をしていた。虫に困っているとのことだったのでハッカ油を薦めておいた。虫除けはもちろんなのだがカラス除けにもなるのでかなり重宝する。

キムアネップ野営場からコムケ湖へ向かっていると天気もよくなり快晴となる。コムケ湖を一度通り越しヤソシ沼の手前で海岸へ向かい海岸とコムケ湖の間にあるダートまで到着する。入口にはゲートがしてあったのだが野鳥観察に来ていた地元の方に許可をいただきゲートを退けダートを走ることになった。湖畔の脇には花が咲いていて海岸沿いからは海を眺めることが出来る。距離は短いがかなり景色の良いダートだった。一通り走りきりタバコを吸っていると他県ナンバーの車が次々と現れる。野鳥観察の人達らしい。シブノツナイ湖から走って来たようなのでそちらへも行ってみることにした。コムケ湖を過ぎると一度舗装になりシブノツナイ湖の手前で砂利道になる。ここの湖畔も花がきれいだったのだが道路上にカメラを構えた野鳥観察の方がたくさんいて道をあけてもらいながら行き止まりまで走ってきた。

シブノツナイ湖から海岸沿いを適当に走り三里浜へ向かう。途中にある休憩所で豊田ナンバーの車に声をかけられた。記憶はほとんどないのだが生まれたのは愛知県の甚目寺だったことを伝えると今の甚目寺のことなど教えてもらう。その後は、ういろうや赤福、寿がきやの話しなんかをしていた。三里浜のキャンプ場で先ほどの方に会い少し会話を交わし展望台から三里浜を眺めた。オフロードバイクが4台ほどあり少し離れた東屋で昼食をしているみたいだった。

三里浜からR238まで戻りサロマ湖へ向かう。円山に湖畔を走るダートがあったので行ってみるがキャンプ場閉鎖の案内がありゲートが閉まっていた。R238まで戻り走っているとサロマ湖展望台の道案内が見えたので行ってみることにした。かなり走りやすいダートで鹿児島の林道に感じが似ていて楽しく走っていた。展望台の駐車場へつくと三里浜で見かけたオフロードバイクが並んでいた。4台だったのが3台になっていたが間違いなくさっきの人達だ。旅話をしてしばらく盛り上がる。静岡のライダーでトラックにバイクを三台積んでフェリーに乗り北海道の知り合いの人のところでバイクを降ろし旅をしているそうだ。フェリー代がだいぶ節約されるらしい。自宅にはライダーが集まる広場があるので静岡に来たときはテントを張って良いと言われ連絡先を頂いた。それはそうと肝心の展望はというとサロマ湖が一望出来てかなりの絶景だった。

その後はホタテタワーに行き100段ある階段を上り景色を眺める。ガラス越しの展望なので迫力は物足りなかった。ホタテタワーに行った影響か地元のスーパーでホタテを買いキャンプ場へ戻る。ちょうどホタテタワーで入れ違いになったキャンピングカーの方に会い少し会話を交わす。今日は二度会うことが多い日だったな。そんなことを思いながらテントを張っているとハンターカブが現れた。北海道に渡った時に二回続けて同じキャンプ場になった方かと思ったが別人だった。20年以上テント旅をしているかなり旅慣れたライダーで私も同じ匂いがすると喜んでいた。私はテント旅をはじめて数年なのだが話しは合うので少しは旅慣れて来たのかもしれないな。年齢もほぼ一緒ということで共通の話題は尽きず久しぶりに夜遅くまで話していた。

おやすみなさ〜い。

コムケ湖

シブノツナイ湖

サロマ湖

サロマ湖展望台

キムアネップ野営地の夕日

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