能取岬へ着くと先ほどのハーレー二人も来ていた。彼らは斜里から南下して裏摩周展望台へ向かうらしい。私は美幌峠も通りたかったので網走から美幌まで走りR243で向かうことにした。美幌峠付近で霧がすごくなり景色がほとんど見えない状態になる。雲行きを読み誤ってしまったようだ。そう思ってタバコを吸っているとZZR乗りのライダーが現れる。摩周湖ははっきりと見えたとのことだ。慌てて摩周湖へ出発した。
摩周湖へ近づくが霧が晴れる気配がない。第一展望台から摩周湖を眺めるがたまに湖面が見えるがほとんどが霧で覆われている。駐車場の警備員に話しを聞いたら1時間ほど前から霧に覆われたらしい。読みは正しかったみたいだが午前中にのんびりしすぎて晴れの摩周湖を見るチャンスを逃していたようだ。勿体ないことをしてしまったと思いながら霧が晴れないか待ってみるがまったく晴れる気配はなかった。帰りに警備員からインターネットで摩周湖のライブカメラがあることを教わった。
摩周湖からの帰りに利尻島で会った旅人がおすすめだと行っていたさくらの滝へ向かうことにした。サクラマスの滝登りだ。次から次へとサクラマスが滝登りをしていた。しばらく待たないと滝登りは見れないかと思ったが5秒に一回ぐらいの頻度で滝をめがけて飛んでいた。あまり見られない光景が目の前にあった。さすがおすすめの地とでも言うべきかしばらく見とれていた。
そこから南下すれば裏摩周展望台に行けるのだが摩周湖の辺りだけ雲が下りているのが見えたので諦めてキャンプ場を探すことにした。さくらの滝の近くにあったガソリンスタンドで給油をしながら店主に午前中は晴れてたはずの摩周湖が霧で見えなかったと話したところ可哀想に思ったのか2006年版のホクレンフラッグを頂いた。ホクレンフラッグというのはホクレンという北海道のガソリンスタンドで毎年旅人の集まる時期に売っている旗でバイクに括ってなびかせて走るのが定番とも言われている北海道ならではのライダーグッズだ。道北、道央、道東、道南で色が違うらしくそれを集めるのも旅のひとつとも言われているらしい。喜んで頂いた。
キャンプ場を和琴半島にある有料キャンプ場にするか網走にある無料の呼人浦キャンプ場にするか悩んだのだが無料という誘惑に勝てず呼人浦に戻った。キャンピングカーと車中泊が数台。テントが7〜8張り。市街地にも近いのもあり人気のキャンプ場みたいだった。広島からのキャンピングカーの方に声をかけられしばらく北海道と広島や九州の話しをしたりしていた。うっすらとした夕日を眺めながら夕食をすませた。
明日もし天気がよさそうなら摩周湖へリベンジしようと思う。
おやすみなさ〜い。
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