6時頃起きて8時半に出発した。軽米から農道を使いR22を走り折爪岳に向かった。途中にある滝を眺めようとバイクを止めるとバイクの下からオイル漏れをしているのに気づく。かなりの量だ。オイル窓から覗くと残量はほとんど見えず。エンジンをかけるとオイルが吹き出して来たのでこれ以上は危険だと思い近くのバイク屋を調べて電話してみることにした。
状況を伝えるもあまり理解してもらえず。伝え方が下手なのもあったかもしれないが面倒臭そうに電話の応対をしているように感じたので別の所を探すと伝え電話を切った。地元で使っているバイク屋に電話をして状況を伝えアドバイスを貰う。
途方に暮れながら来た道を戻っていると地元のチャリダーがいたので近くに良いバイク屋がないか聞いてみた。すごく親切な方で知り合いのバイク乗りに電話をして調べてくれた。その店に電話をしてみるが125ccまでしか扱っていないとのことだった。少し遠いが六戸でオイル交換をしたバイク屋に電話をしたところ夕方には取りに行けるかもしれないとのことだった。時計を見ると10時頃。まだまだ時間はある。ボルトが緩んでいるか外れている可能性もあるので確認した方が良いと言われ軒下を探しに道の駅へ向かうことにした。
道の駅まではほとんど下り道だったのでエンジンを止めての走行をする。平坦な道になりバイクを押しながらガソリンスタンドの前を通りかかると店員に声をかけられた。状況を説明したところガレージを使わせてもらうことになった。ありがたいことだ。ガレージにバイクを入れスプロケットカバーを外すとクランクケースカバーに亀裂が見える。試しにエンジンをかけるとオイルが吹き出していた。かなり危険な状態だったようだ。気づかずに走り続けていたら大変な事になっていたことだろう。
地元で使っているバイク屋にアドバイスを貰いながら応急処置をして六戸にあるバイク屋まで向かうことにした。応急処置をしたおかげでオイル漏れはかかなり減った。途中のコンビニでゼリー状のアロンアルファを見つけてオイル漏れ箇所を塞いでおいた。しばらく走ってみたが吹き出していたオイルがポタポタとほんの少しだけ漏れるような感じになっていた。持っていた1L缶のオイルを継ぎ足しながら六戸まで辿り着いた。バイク屋へ到着すると店主が驚いていた。ここまでするライダーはそういないらしい。私としてはバイクの故障で旅が終わるというのはさすがに辛い。今は本土最南端の佐多岬を目標にがんばっている。そうそう投げ出す訳にはいかないので必死だった。
また六戸の館野公園でテントを張ることになった。通算で何泊することになるのだろうか。バイク屋も近くスーパーも近く他に人がいないのでのんびり出来る。バイク修理が出来るまでもうしばらくお世話になる事にしよう。
おやすみなさ〜い。
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