出航の時間も近づき乗船する。フェリーにバイクを止める。スタンドがしっかりと立っていなくてバイクを倒してしまう。久しぶりの立ちごけだ。係りの人が集まって来てバイクを起こしてくれた。よくある事なので特に気にしていなかったのだが係りの人はすごく心配してくれた。フェリーの乗ってからも滋賀の旅人と話していた。
奥尻島へついてセイコーマートで買い出しをしておいた。菓子パンや弁当などは売り切れだらけだ。相変わらずジンギスカンを買っておいた。せっかくだからウニやアワビなどを食べておいた方がいいのかもしれないが食より道を楽しみにきたのだ。それはまた別の機会にするとしよう。
買い出しを済ませてから時計回りに島を一周する。走ってすぐにオクシリブルーの海岸線に魅了される。鍋釣岩を眺めながらバイクを走らせる。うにまるモニュメント、佐藤義則野球展示室を見て長浜海岸を通り青苗へ入る。望海橋へ寄ってから青苗岬にある時空翔や徳洋記念碑を眺める。原付の旅人に会う。日本一周もしたことがあるライダーらしい。しばらく話しをしていた。
空港へ行ってみたり、ダートを走って民家へ行ってしまったり、牧場へ行こうと道を探していたりしていると原付の旅人と必ず合う。無縁島、ホヤ石、モッ立岩、神威岩、カブト岩と海岸沿いにある奇岩でも原付の旅人に会った。北追岬でも会う。ここまで来ると一緒に観光している気分だ。キャンプ場を下見したりしていたので彼はだいぶ先へ進んだのであろう。しばらく見かける事は無くなった。屏風立岩を眺めて稲穂へ向かい球島山という道案内が見えたので行ってみた。球島山に着くと展望台がある。階段にあるあじさいも奇麗だ。展望台まで上がると360度のパノラマビューが広がった。しばらくのんびりと景色を楽しんだ。
球島山から宮津へ向かっていると看板のあるダートについた。地名だったと思う。どこかへ通じるのだと思い謎のダートを走る。途中から膝上のあたりまで草の茂っている誰も通らない道なのだろう。奥尻島だとヒグマの心配もないので気にせず走って行く。動物の糞らしきものが随所に現れる。ヒグマもキツネもいない奥尻島。もしかしたらタヌキの糞かもしれないな。そう思いながら進んで行くと舗装路についた。地図で確認するとついさっき通った稲穂へ向かう道だった。後戻りをしただけのようだ。
懲りずに稲穂へ向かっていると原付の旅人とすれ違った。稲穂岬はかなり広い駐車場があり観光客もいて売店がある。眺めはかなり良い。賽の河原と呼ばれる場所に積んである石がなんとも言えないせつなさを感じる。キャンプ場もあるのだが人が頻繁に来そうだったので北追岬へあるキャンプ場へ戻った。
宮津弁天宮に立ち寄ってから北追岬へ向かった。下見に来たときには誰もいなかったのだが家族連れとライダーがテントを張っていた。家族連れは地元の方みたいでライダーは北大の学生のようだ。私と同類のようで道や景色が好きでたまらないらしい。いろいろと旅話をしていた。九州を走ったことは無いらしいので南国ならではの海岸線などを教えておいた。海岸線に広がる砂浜と海。南国ならではの道だと思う。話しをしていたらまた奄美へ行きたくなった。
おやすみなさ〜い。
夷王山キャンプ場 |
江差港 |
鍋釣岩 |
うにまるモニュメント |
青苗岬 |
球島山 |
稲穂岬 |
宮津弁天宮 |
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