2014年8月14日

日本縦断ツーリング 114日目(青森)

6時に起きて荷物を積み8時頃には出発した。X4ライダーに会ったというCB400乗りライダーにまたどこかで会おうと約束しておいた。大間崎に行き北海道を眺めてから海岸沿いを大畑へ向かう。天気もよく北海道を眺めながらのワインディングだった。大畑からは佐藤ヶ平林道を走る。なかなか荒れていて走りごたえのあるダートだ。荷物を積んだのを後悔していた。途中の分岐で易国間林道もあるらしいのだが入口に気づかず薬研に辿り着く。さすがに少し疲れたのもありR284を走り佐井村へ向かった。

佐井村からはR338を南下して願掛岩へ向かう。想像してたよりもかなり大きい岩だ。5分ほど山道を登り岩の上からの展望を楽しむ。そこからさらに南下して仏ヶ浦へ向かった。仏ヶ浦展望台に立ち寄り眺めた後は少し先にある駐車場にバイクを止める。20分ほど歩いて仏ヶ浦についた。半分ほどは階段になっているのだが駆け足で下りる。海岸につくと想像以上の絶景が広がった。例えようが無い巨岩が立ち並びなんとも言えない光景だった。帰りの階段はきつく息を切らしながら上って行く。駐車場が見える頃にはヘトヘトになっていたが苦労して歩いた甲斐があった。駐車場で青森の方に会いしばらく話しをしていた。

仏ヶ浦をさらに南下してR253で川内ダムを目指す。途中にある野平高原キャンプ場に行き様子を見て来た。自然に囲まれていてなかなか良いキャンプ場だ。青森のライダー三人組がいたので少し会話をする。買い出しをしていなかったので川内まで行くことにした。R253からR46を使い南下していく。川内渓谷そばの温泉裏にあるキャンプ場も見てみたが木が積んであり焚き火には困らなそうだったのだが景色を味わうなら野平高原の方が良さそうだ。

川内市街地へ行きスーパーを探していると地元の祭りがあり子供達がねぶたを押していた。小さめのねぶただったが手作り感がありいい感じだった。本通りの裏にあるスーパーで買い出しを済ませ近くにガソリンスタンドがあったので給油をして店主と少し会話を交わす。来た道を戻り野平高原へ向かうつもりでいたのだが猿の住む海辺公園というのが気になって脇野沢経由で帰ることにした。

R338を脇野沢へ向かう。この辺りも祭りの準備をしていた。玄関に吊るしてある提灯、道路脇でキャッチボールをしている子供達。風情のある光景だった。脇野沢からはR175で北追岬へ向かう。海岸沿いの景色がすごく良い。陸奥湾越しに見える山並みがきれいだった。何度も立ち止まり景色を楽しんだ。鯛島が見えるのだがタイではなくクジラに見えて仕方なかった。

海岸沿いの行き止まりに猿の住む海辺公園はあるのだが落石で立ち入り禁止になっていた。海岸沿いの景色が良かったので地元の方に相談してテントを張らせて貰おうかとも思っていたのだが、東屋付近にも落ちて来たであろう岩が転がっていたので止めることにした。ちょうど公園にやってきた親子としばらく話しをしていた。

R175を戻り海釣り公園へ寄ってみる。地元の方に聞いてみたがキャンプは禁止らしい。公園でも聞いてみたがどうも駄目らしい。しかたなくR338を北上する。陽が沈む中を海峡ラインを走る。なかなか景色の良い峠道だ。途中に合った展望台の見晴らしが良く思わず立ち寄ってしまう。急がないといけないはずなのに・・・。五所川原から車で観光に来たという青森の方に会いしばらく話しをしていた。

さすが北国というべきか陽が沈んだ後の峠道はかなり寒い。しばらく使わないだろうと上着をバッグの奥底に積んだのを後悔した。寒さに震えながら野平高原へついたのは陽が沈んだ後だった。昼過ぎに会った青森の三人組と青森のライダー、青森の親子と青森の人しか使っていなさそうなキャンプ場だ。夕焼けが残るうちにテントを張り夕食の準備をすませ暗くなってから夕食を済ます。夕食を食べていると近くで猿の鳴き声が聞こえた。携帯が圏外なのに後で気づいたが明日出発してから連絡することにしよう。

星が見え隠れしていてしばらくしたら雲に覆われた。明日の天気が少し心配だ。

おやすみなさ~い。

大間崎

佐藤ヶ平林道

願掛岩

仏ヶ浦展望台

仏ヶ浦


仏ヶ浦

仏ヶ浦

鯛島



猿の住む海辺公園

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