2014年8月31日

日本縦断ツーリング 131日目(青森)

7時頃にカラスに起こされる。9時頃にバイク屋へ行ってみる。修理代は2万6千円ほどかかるそうだ。オイルシールも交換してくれるらしいので修理を頼んでおいた。地元のGPZ乗りライダーもいて三人でバイク談義をしていた。

スーパーで買い出しをすませてキャンプ場へ戻る。洗濯物や荷物の整理をした後はたまっていた日記を書いていた。中部・北陸のキャンプ場も調べておいて帰りのルートを検討したりしていた。

仕事の電話がかかってきたので明日はその対応をする予定だ。

おやすみなさ~い。

2014年8月30日

日本縦断ツーリング 130日目(岩手~青森)

6時頃起きて8時半に出発した。軽米から農道を使いR22を走り折爪岳に向かった。途中にある滝を眺めようとバイクを止めるとバイクの下からオイル漏れをしているのに気づく。かなりの量だ。オイル窓から覗くと残量はほとんど見えず。エンジンをかけるとオイルが吹き出して来たのでこれ以上は危険だと思い近くのバイク屋を調べて電話してみることにした。

状況を伝えるもあまり理解してもらえず。伝え方が下手なのもあったかもしれないが面倒臭そうに電話の応対をしているように感じたので別の所を探すと伝え電話を切った。地元で使っているバイク屋に電話をして状況を伝えアドバイスを貰う。

途方に暮れながら来た道を戻っていると地元のチャリダーがいたので近くに良いバイク屋がないか聞いてみた。すごく親切な方で知り合いのバイク乗りに電話をして調べてくれた。その店に電話をしてみるが125ccまでしか扱っていないとのことだった。少し遠いが六戸でオイル交換をしたバイク屋に電話をしたところ夕方には取りに行けるかもしれないとのことだった。時計を見ると10時頃。まだまだ時間はある。ボルトが緩んでいるか外れている可能性もあるので確認した方が良いと言われ軒下を探しに道の駅へ向かうことにした。

道の駅まではほとんど下り道だったのでエンジンを止めての走行をする。平坦な道になりバイクを押しながらガソリンスタンドの前を通りかかると店員に声をかけられた。状況を説明したところガレージを使わせてもらうことになった。ありがたいことだ。ガレージにバイクを入れスプロケットカバーを外すとクランクケースカバーに亀裂が見える。試しにエンジンをかけるとオイルが吹き出していた。かなり危険な状態だったようだ。気づかずに走り続けていたら大変な事になっていたことだろう。

地元で使っているバイク屋にアドバイスを貰いながら応急処置をして六戸にあるバイク屋まで向かうことにした。応急処置をしたおかげでオイル漏れはかかなり減った。途中のコンビニでゼリー状のアロンアルファを見つけてオイル漏れ箇所を塞いでおいた。しばらく走ってみたが吹き出していたオイルがポタポタとほんの少しだけ漏れるような感じになっていた。持っていた1L缶のオイルを継ぎ足しながら六戸まで辿り着いた。バイク屋へ到着すると店主が驚いていた。ここまでするライダーはそういないらしい。私としてはバイクの故障で旅が終わるというのはさすがに辛い。今は本土最南端の佐多岬を目標にがんばっている。そうそう投げ出す訳にはいかないので必死だった。

また六戸の館野公園でテントを張ることになった。通算で何泊することになるのだろうか。バイク屋も近くスーパーも近く他に人がいないのでのんびり出来る。バイク修理が出来るまでもうしばらくお世話になる事にしよう。

おやすみなさ〜い。


2014年8月29日

日本縦断ツーリング 129日目(青森~岩手)

7時に起きて9時に出発。館野公園で世話になった地元の方におみやげを渡すと喜んでくれた。R45を使い八戸へ向かい八太郎大橋、八戸大橋を超え蕪嶋神社へ到着した。お参りをしてかぶあがりひょうたんのお守りを買っておいた。株が上がるらしい。投資している株があがるよりも私自身の株を上げて欲しいものだ。葦毛崎展望台から三陸の海岸を眺める。大須賀海岸を眺めて走り種差海岸でバイクを止める。なんとも美しい芝だ。防波堤の方から種差海岸を眺めていると釣り人がいたので声をかけて少し話しをしていた。

その後も海岸線を南下して行き高岩展望台で景色を眺め、種差漁港海浜公園に寄り北侍浜へ向かった。海水プールのあるキャンプ場ですごく魅力的な場所だった。天気の良い日なら本当に楽しめそうだ。横沼展望台というのが見えて寄ってみたりしながら久慈市街地へ着いた。スーパーで買い出しをしていると気仙沼から来たジェベル乗りライダーに会いしばらく話しをする。林道もそこそこ行っているらしくいろいろと教えてもらった。

海岸沿いの空に雨雲が見え始めたので晴れている二戸の方へ向かう事にした。R395で軽米まで行きえぞと大自然のロマンの森というキャンプ場へテントを張る事にした。到着してしばらくすると大雨が降り始める。東屋に避難して雨が止んだ隙にテントを張っておいた。夕食をすませ寝ようとしたらまた雨が降り始めていた。

おやすみなさ〜い。

蕪嶋神社



大須賀海岸

種差海岸


北侍浜

2014年8月28日

日本縦断ツーリング 128日目(青森)

8時頃に起きる。炊事場で洗いものをしているとチャリダーが来たので声をかける。奄美大島から来ているらしい。奄美にキャンプ旅をしたこともあって話が盛り上がった。前回は奄美スーパー林道が土砂崩れで走れなかったのでリベンジしたいものだ。

岩木山からアップルロードに入る。赤く実ったリンゴ畑の間を走る。津軽よされラインでR102に入りR394で八甲田山を目指す。途中にあるそば屋の脇に八甲田の湧き水を見つけ休憩をした。R103のT字路を右折し酸ヶ湯へ到着した。千人風呂のある温泉だ。金精堂とまんじゅうふかしに寄り傘松峠を超えて睡蓮沼に寄ってきた。睡蓮沼の駐車スペースで地図を確認していると雲に覆われ霧がひどくなってきた。

南下するのを諦め北側へ走ると晴れ間が見えだす。R40で鹿鳴館へ行き館野公園でお世話になった方へおみやげを買っておいた。田代平高原へ向かっていると霧が出始める。R40からR394で七戸へ向かったのだが5m先がようやく見えるような深い霧になってしまった。牧場の間を抜けるので見晴らしの良さそうな道だと思ったがほとんど見えないまま山の麓にある駐車スペースへ辿り着く。その辺りでようやく霧が晴れた。七戸からはR4、R102を使い館野公園に行きテントを張った。

東北は木々のところどころに紅葉の見える季節になっている。そろそろ南下しないといけない季節になって来たようだ。

おやすみなさ〜い。

岩木山神社


黒森山



酸ヶ湯

睡蓮沼

2014年8月27日

日本縦断ツーリング 127日目(青森)

5時に目が覚め、6時に目が覚め、7時に起きた。登山コースの入口にあるキャンプ場らしく早朝から登山客が来ていたようだ。テントをそのままにして8時半に白神山地へ向かった。りんご園の間を走りR28へ入り白神山地へ走って行く。途中で観光バスに追いつき後ろを走って行く。狭路で切り返しの多い道なのだが器用に曲がって行くバスだった。美山湖を過ぎて暗門の滝の入口からダートがはじまる。乗用車でも走れるきれいなダートだ。景色が開けたところが数カ所あり広大な樹海と白神山地がよく見えた。津軽峠まで行き白神山地を一望する。いい景色だ。津軽峠から少し歩くとマザーツリーがあるそうなのだが気づかずに先へ進んでしまう。奥赤石展望所を過ぎて赤石渓谷の分岐が見えた。そこから秋田県へは通行止めのゲートが閉まっているので赤石渓谷へ向かうことにした。

白神さん家という避難小屋は老朽化で使えなくなっているようだが周りにはきれいな芝がある。思わずテントを張りたくなるような芝だった。渓谷沿いには「女行きの流れ」や「立ち止まりの景」と渓流の観光スポットが出てくるのでその度に立ち止まり眺めていた。青岩展望所まで青岩を眺めたあと。くろくまの滝へ寄り「銀なんの流れ」や「仙峨(けわしき)の景」を眺める。バイクで川に下りれる場所を見つけたので河原にバイクを止め裸足になり水遊びをしてきた。なんとも楽しいダートだった。

赤石渓谷を出ると熊の湯温泉がある。そこからR190、R3を使い岩木山スカイラインを走ってみることにした。69箇所もあるきついコーナーが続く道で後半はかなり辛い。音を上げそうになりながら走っていると次第に景色が良くなってきて後半は楽しんで走っていた。スカイラインの終点は岩木山の八合目になるのだが白神山地や津軽半島が見渡せてかなり絶景だ。駐車場から岩木山の山頂の方を見てみると多少雲に覆われていた。しばらく岩木山へ登ろうか悩みながら眺めていると山頂が見え隠れしてきた。急いでロープウェイに乗り山頂を目指す事にした。

30分ほどの道のりなのだが久しぶりの登山だ。最初はすたすたと登っていたのだが急傾斜の岩場が出て来たりして結構きつい。行き交う人に励まされながら登って行く。山頂付近になると雲が流れ視界が開けた。吸い込まれそうな樹海と白神山地の山並みがなんとも言えなかった。急いで山頂まで登ってみるが雲に覆われていた。しばらく待っていると少しだけ雲が消えて眺める事が出来た。帰りは近くにいた青森の方に声をかけて話をしながら下山した。白神岳に登ってから岩木山に来たらしい。ロープウェイの分岐路につくと彼は違う方向へ進んで行く。ロープウェイを使わないでも駐車場から登山道があるらしい。ロープウェイからの景色が見たかったので私はロープウェイで下りることにした。

ロープウェイ乗り場の辺りになると雲もなくなり景色を楽しみながら下りて行った。駐車場まで戻ると先ほどの方がいたので声をかけてしばらく話しをしていた。岩木山スカイラインを四苦八苦しながら下り桜林公園に戻る。ライダーの姿は無くチャリダーが一人増えていた。

登山をしながらの度も楽しいかもしれないな。明日の筋肉痛が心配ではあるが。

おやすみなさ〜い。

桜林公園

白神山地

白神山地

白神山地


白神さん家

青岩展望台


赤石渓谷

赤石渓谷

赤石渓谷



岩木山


岩木山山頂

岩木山ロープウェイ

2014年8月26日

日本縦断ツーリング 126日目(秋田~青森)

7時に起きた。荷物を積んで9時に出発。菜の花ロードを南下してR101へ入りR54からR55へ入る。急カーブを何個か過ぎると展望が広がり妻恋峠へ到着した。かなり見晴らしの良い道だ。妻恋峠から寒風山へ走り頂上へ行ってみると能代から秋田あたりまで見渡せ大潟村の水田の向こうに見える山並みが見えた。思わず絶句してしまうほどの景色だ。妻恋峠からなまはげラインへ向かう道も男鹿半島を見渡せる良い道だ。なまはげラインからR101を大潟村へ戻った。菜の花ロードまで戻り大潟富士へ行ってみると山頂まで数秒。すぐ隣に立っている木より低い山だ。なんとも可愛らしい。大潟富士から水田の中にあるダートを走る。どこまでも続く水田を眺めて走る直線ダートだ。R54に合流してから北上する形でダートを走る。水田の稲がきれいで思わずバイクを止め景色を眺めていた。

大潟村からはR101をひたすら北上していく。畑の木陰で休憩していると地元の方に声をかけられしばらく話しをしていた。十二湖の事や白神山地、熊や猿、マムシの事を教えてもらう。その後、チゴキ崎、須郷岬、象岩に立ち寄ったりしながら十二湖へ向かった。

十二湖では道路脇にある湖と青池を見て来た。上から見下ろすとかなり青さがよくわかる。雨風が強かったせいか落ち葉が多く湖面があまり見えなかったのが少し残念だった。そこからR28で白神山地を走ろうとしたのだが通行止めのゲートが見える。工事の方に聞いてみると道路が流されて徒歩でも無理とのことだ。仕方なくR101まで戻り海岸沿いを走ることにした。この辺りの海岸もなかなかの景色だ。千畳敷では岩場まで下りる道を見つけ入る。フラットな岩場が海岸に広がっていてなんとも言えぬ光景だった。

鯵ヶ沢まで行きR3で岩木山を目指した。なかなか良い道だ。岩木山の麓にある桜林公園にテントを張った。秋田のセロー乗りライダーがいてしばらく話しをしていた。明日は岩木山へ登るらしい。ライダーの他にはチャリダーが一人テントを張っていた。

久しぶりに星がきれいな夜だった。

おやすみなさ〜い。


妻恋峠

寒風山

寒風山

男鹿半島

菜の花ロード

大潟富士

大潟



象岩
イトウ

青池

千畳敷

2014年8月25日

日本縦断ツーリング 125日目(秋田)

9時半に起きる。荷物を積んで10時半に出発した。関根公園からR50、R341を使い夏瀬ダムへ向かった。ダム沿いのダートを走るが夏瀬峠展望台というのが見当たらない。諦めてR341へ戻り秋田へ向かう。羽州街道から農道を経由して秋田市内へ移動しR41を北上した。その後はR101で男鹿市へ向かう。道路脇になまはげ立像が現れる。かなり大きい。「悪い子はいねがー」と聞こえてきそうだ。

R59に入り男鹿半島の海岸沿いを時計回りに走って行く。鵜ノ崎海岸を眺めゴジラ岩に立ち寄る。門前のなまはげ立像、鬼が住んでいたという五社堂を過ぎると海岸の岩場が見えてくる。なかなかの眺めだ。海岸沿いを眺めてばかりいた。桜島展望台、ゲド鼻、戸賀海岸。島にでも来たかのような海岸線だった。桜島と聞くと鹿児島を思い出す。暑い日差しの中で海水浴がしたくなり帰りたくなることもしばしばある。

戸賀を過ぎて入道崎へ向かう。戸賀までの海岸線も良かったのだが入道崎の海岸線はもっとすごい。海を眺めながら草原の中を走る。規模は違うが襟裳岬にどこか似ていた。入道崎からは八望台で一ノ目潟、二ノ目潟を眺めてから海岸沿いを走り大潟へ向かった。後で地図を見て思ったのだがなまはげラインを使い寒風山を走っておけば良かったかもしれない。海岸線は分岐路が多く不安になってしまい地図ばかり見ていてかなり時間を取られた。大潟についてからは道の駅で食材を仕入れ南の池記念公園へ向かった。愛知のTS乗りライダーと青森のハーレー乗りライダーがテントを張っていたので声をかけて旅話をしていた。

ここ数日、食事が手抜きになってしまい体がだるい。早めにキャンプ場に入って米を炊いて肉と野菜を取らないといけないな。

おやすみなさ〜い。

ゴジラ岩




入道崎


一ノ目潟