市街地に入ってからは石狩市という道路案内を頼りに札幌市を抜ける。市街地を抜けてコンビニに寄りホットコーヒーを飲みながら地元の方と少し話す。どうも風が強くなったのは今日からで昨日はほとんど風はなかったと言う。どうやら風と共に北上しているようだ。今のうちに北上しておかないと雨にやられるだろう。そう思い先を急いだ。気がつくと石狩市に入っている。はまなすの丘公園というのが見えたので駐車場まで行ってみたが南側に雨雲が見えたので少しだけ覗いて海岸沿いを北上した。R231へ入るとライダーが私より先に手を振ってくれる。行き交うライダーも手を振って挨拶してくれる。それにしてもライダーが増えた。しばらく走ってその理由が分かる。R231の石狩市街地を抜けて北へ向かうとかなり良い感じのワインディングが続いている。今回はシェルパという250ccのオンオフ両用みたいな感じのバイクで来たがこの道だけは車庫で眠っているCBRで来たかった。そう思ってしまうほどオンロード向けの道だ。後続のオンロードバイクに道を譲りながら今回は景色を楽しもうとのんびり走る。これもなかなか楽しい。
近く似合ったキャンプ場の下見をした後、あいロード夕日の丘に立ち寄るとTZRを見て思わず声をかけて地元ライダーとバイク談義をしていた。国産では入手困難となった2サイクルだ。NSRに乗っていたこともあるのでついつい話し込んでしまった。国産の2サイクルの魅力は未だに忘れられないほどなのだが国産バイクに規制が入り2サイクルは生産出来なくなってしまったのだ。新発毛トンネルの手前で左折し送毛峠のダートを走る。8日はイベントかなにかで通行止めらしいが一日早かったおかげで走る事が出来た。草刈りしている作業員を二度見かけた。千本ナラに立ち寄りタバコ休憩をする。しばらく走ると展望台があった。車が一台あり地元の夫婦が眺めを楽しんでるようだ。邪魔にならないように下から展望を楽しもうかとしていたら声をかけられたので上にあがることにした。楽しい方で長い間話していた気がする。かりんとうを頂いた。
川下海浜公園のキャンプ場の下見に行ってみると週末ということもありファミリーキャンプが多かった。しばらく走って雄冬野営地へ行ってみるが道路に近すぎたのもありその先にある黄金岬へ行こうと決める。地図を確認していると近くに雄冬岬展望台があったので行ってみることにした。駐車場にバイクを止めると鹿児島ナンバーに驚かれ声をかけられる。宮崎から車中泊で来ている夫婦だ。北海道は4回目らしい。これは何かの縁だろうと一緒になって展望台に登る。ところどころ鹿児島弁だ。懐かしいのもあったがどちらかというと嬉しかった。北海道で鹿児島弁で会話するというのは不思議とうれしい。展望台で景色を楽しんだらまた一緒になって駐車場まで戻る。別れ際に栄養ドリンクと飴を貰う。宮崎で旅館をしているらしいので彼女を連れて泊まりに行くと約束しておいた。
留萌市まで辿り着きガソリンを給油する。店員が礼文は今がおすすめだよと教えてくれる。アツモリソウ群生地がきれいらしい。黄金岬キャンプ場へ到着したのは17時前だったと思う。夕日を見ながら食事を済ましたいと思い準備を急ぐ。出身は鹿児島で今は大阪に住んでいるというキャンピングカーの方と会話をしながら準備をすすめる。なんでもキャンプ場にゴミが酷かったので片付けてくれたらしい。キャンパーの鏡だ。夕食の準備が終わりテントも張り終えた。あとは日没を待つだけだ。そう思っていると昨日一緒だったハンターカブの旅人が現れた。今日も一緒にキャンプをすることになった。しばらく旅話で盛り上がる。キャンピングカーの方は夕食の準備を。ハンターカブの人はテントの準備を。暇になった私は日没を待てずに夕食をすましていた。しばらくすると地平線にうっすらと雲があったのだが夕日はくっきりと見る事が出来た。
宗谷岬もあと少しだ。その前に利尻島と礼文島に行くか悩みながら寝る事にします。
おやすみなさ〜い。
積丹岬 |
祝津パノラマ展望台 |
黄金岬キャンプ場 |
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